くすみ肌から透明感のあるお肌へ

誰しもが憧れる、艶があり、弾けるようなみずみずしさのある透明感のあるお肌。

肌トラブルがなく、潤いがあってキメが整い、黒ずみ・毛穴・しみ・しわが目立たない、すべてをクリアしている透明感のあるお肌を手に入れることは難しいと思われがちですが、お肌がくすむ原因を知ることで一歩ずつ近づくことができます。

お肌がくすんでしまうと顔色が悪く見えてしまい、疲れたような印象や、年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。

くすみ肌には様々なタイプがあるので、自分のくすみタイプをチェックし、しっかりケアをしていきましょう！

・乾燥によるくすみ

肌が乾燥し、キメの乱れやハリの低下からできた影によるくすみです。

乾燥で外的刺激が肌に入りやすく、バリア機能も低下します。

お肌が白く粉をふいたり、肌がグレーがかった色に見える、毛穴が目立っている方に当てはまります。

乾燥により肌がくすんで見える方は、しっかり保湿をすることが重要です。

エアコンの使用を控えつつ、加湿をおこない、スキンケアは保湿力の高いものを使用しましょう。

・メラニンによるくすみ

紫外線や摩擦から肌を守るため、メラニンが生成されることによるくすみです。

大量のメラニンが排出されず、色素が沈着してくすんで見え、日焼けのような薄い褐色になります。

UVケアを怠っている、屋外で過ごすことが多い、洗顔時に強く擦りがちな方に当てはまります。

メラニンの生成により肌がくすんで見える方は、しっかりした紫外線対策、お肌の薄い部分に負担をかけないことが重要です。

日焼け止めを塗ることはもちろん、帽子や日傘などで紫外線が当たらないようにしましょう。

美顔器などを使用する際には、メラニンが活性化するのを避けるため、お肌の薄い部分は避けるようにし、洗顔の際は強く擦らず、拭く時も優しく拭くようにしましょう。

・血行不良によるくすみ

疲れやストレス、運動不足や冷えなどによるくすみです。

血液の流れが滞り肌に充分な栄養が届かず、毛細血管が青く目立つことにより、顔色がどんよりくすんだように見えます。

疲れやすい、顔や足がむくみやすい、目の下にクマができている、冷え性、肌が青暗い印象な方に当てはまります。

血行不良により肌がくすんで見える方は、動いて体を温めたり、内外から血流を促すことが重要です。

軽いランニングやウォーキングなど適度な運動を習慣づけましょう。

シャワーだと肌表面しか温まらないので、浴槽に浸かって内側から温まるようにし、体を温める食材といわれる、ショウガや根菜類、ブロッコリーなどを摂取しましょう。

・糖化によるくすみ

白米、麺類、砂糖など糖質が蓄積し、肌のたんぱく質と結びついて体内に老化物質が生成されることによるくすみです。

紫外線や喫煙も生成を促進し、黄ぐすみになります。

ごはんやパスタなど炭水化物を好み、甘いお菓子や清涼飲料水をよく飲食する、食事の時間が不規則な方に当てはまります。

血行不良により肌がくすんで見える方は、過剰な糖質を避け、糖代謝を促し、血糖値が上がらないようにすることが重要。

食事は野菜から食べたり、血糖値の上昇を抑えるナッツをおやつにしたり、食後適度な運動でエネルギーに変えて消費するようにしましょう。

・角質によるくすみ

疲れや寝不足などでターンオーバーの速度が低下することによるくすみです。

はがれるべき肌の角質が肥厚することで、透明感がなくなります。

忙しくて外食が多い、疲れがたまりやすい、肌が厚くごわごわしている方に当てはまります。

肌のターンオーバーは睡眠時に分泌される成長ホルモンに影響されるので、上質な睡眠をとることが重要です。

加えて肌の材料となるタンパク質や、老化要因・活性酵素に対抗する緑黄色野菜などの抗酸化物質、ビタミン類などをバランス良くとるようにしましょう。

生活習慣やスキンケアを見直すことで、誰もが透明感のあるお肌に近づけます。

自分の習慣がお肌に良いか悪いかを判断し、直していくようにしましょう。

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